室温が20度を切ってしまったサンパウロは、慣れない冬の寒さで、
寒いですね~風邪引いてませんか、が合い言葉になってる位です。
知らないんですよね日本の寒さを、なははは!
今日は松寿会の例会があり、終わってから芸能祭の練習をして、
さっき帰って来ました。
サンパウロ州のある街では、街の真ん中を流れている川が、
凄い事になってるんです。
これ全部、家庭から出た洗剤の泡です。(ニッケイ新聞)
ブラジル人の洗剤を使う量が半端でないって事でしょうか!
この辺りでは下水システムがまだまだですから、全てが垂れ流し、
こんな現象が今の季節、ここ数年起きているそうです。
こんな事にも行政が手を出せていないのが現実です。
今ではこの泡が街の道路まで溢れて来て、
風の強い日などは衣服や床、車にまで被害が及んでるそうです。
その悪臭と鼻のかゆみや目の痛み等で被害者が続出してるとか!
一年間垂れ流した汚染水に、近くにあるダムの放流水と混ざった時、
一気にこの泡が発生するようです。
ブラジルに住んでみると、環境汚染やゴミ問題に対する整備が、
日本と比べてもかなり遅れている事を実感します。
他にも気が遠くなる程、
社会の矛盾差を思い知らされる事ばかりです。
もちろん何処の国でも同じ様な問題を抱えていますが、
地球は人間によって、
良くも悪くもなると言う事を考えさせられます。
人間が地球を壊し、文明が人間を壊してる。
地球人として、つくづく自分の生活を見直したいと考える、
今日この頃であります。
とは言えこの国が大好きなんですけどね!